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awsを運用する上で欠かせないネットワークの監視の基礎

これからawsを導入して運用していきたいと考えているときに念頭に置いておかなければならないのがパフォーマンスを維持しつつ、障害を防止するための対策を立てることです。運用中に適切な監視をしていくことが重要になりますが、どのような監視が必要になるのでしょうか。

この記事では特にネットワーク監視についての基礎を紹介します。

ossを使ってawsの監視をするメリットと実現に必要な準備

ネットワーク監視とはそもそも何か

awsの運用をするときにネットワーク監視が必要だというのは話で聞いて理解できたとしても、具体的にどんなことをする必要があるのか、目的は何なのかがわからないと適切な対応はできません。ネットワーク監視とはそもそもどんな業務なのかをまずは把握しておきましょう。

ネットワーク監視とは運用しているネットワークが常に理想的なパフォーマンスで利用できる状態が保たれているかを確認し、問題が起こり得る場合には予防策を立て、障害が発生したときには迅速に対応して復旧させる業務です。

awsの運用をするときには割り当てられたリソースを適切に配分して使用することが必要になります。メモリやストレージなどがどのような形で使用されているかを確認し、余剰のリソースは不足しているところに割り当てることで全体的なパフォーマンスが向上するでしょう。

社員がどのようにawsを利用しているか次第で、刻々と状況は変わっていきます。それにフレキシブルに対応して常に高いパフォーマンスを維持できるようにするのが監視をする目的です。特にネットワーク監視の場合にはトラフィックに問題がないか、サービスやアプリに異常がないかを確認するのが重要になっています。

監視が必要な項目を理解しよう

ネットワーク監視としてどんなことをする必要があるのかを項目別に理解しておきましょう。ネットワーク監視で求められている主な項目は四つあります。一つ目はハードウェアの監視で、awsの場合には割り当てられているクラウドサーバーについてのハードウェア面のチェックを常に行うことが求められます。

ディスクの使用率やメモリの使用率、プロセス数やCPUの稼働率などとといったハードウェアへの負荷がどのくらいになっているかを監視し、適切な配分にすることでパフォーマンスを上げつつ障害発生のリスクを低減することが可能です。

二つ目はトラフィックの監視で、どのくらいのトラフィック量があるかを常時監視することが必要になります。アプリやサービスが正常に動作していたとしても、トラフィックが多すぎて混雑してしまうと動作が不安定になってしまうことは否めません。

リソースの配分をし直したり、トラフィックの軽減をするためのネットワークを組み直したりすることで対応することが必要です。三つ目はサービスの監視で、awsによって提供されているアプリやサービス、あるいは自社開発してサーバー上に上げているシステムが正常動作しているかを確認するのが主な内容です。

リソースの配分やトラフィックの効率化が出来ていたとしても利用するサービスが不安定になってしまっていたら意味がありません。動作不良などの問題が発生しているときにはawsに問い合わせて改善を求めたり、自社システムの状況を確認して対応したりするのが重要な業務になっています。

四つ目はTRAPの監視で、運用時に障害が発生したときには特に重要な業務になります。TRAPとは端的に言えば自動化された障害検知システムで、もし障害が発生したらアラートを出してくれるようになっているのが特徴です。

そのアラートを確認して障害対応をすることに加え、TRAPが正常動作をしているかどうかを定期的に確認するのがネットワーク監視において欠かせない仕事になっています。

awsの監視体制を考えるときには監視項目を検討しよう

監視をしていないとどうなるのか

ネットワーク監視をせずにawsを運用しようとするとどのようなことになるのかを知っておくのも大切です。監視をしないとネットワークのトラブルが起こりやすくなり、業務停止になるようなネットワーク障害が起こってしまうリスクが高まります。

業務システムとしてawsを運用するときには特に切実な問題で、システムダウンによって何もできなくなってしまう状況が生まれる可能性もないわけではありません。awsの乗せるシステムが何かによって被害の甚大さには違いがありますが、最悪の場合にはネットワークそのものが使えなくなり、メールの送受信すら行えなくなってしまうでしょう。

適切な監視をして障害対策をするのが安定した事業基盤を作るのにつながります。

監視するのに必要なスキルとは

非常に重要な役割を果たすネットワーク監視を担うにはどのようなスキルが必要とされるのかと疑問に思う人も多いでしょう。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアとしてスキルを積んできた人なら誰でも対応できるというわけではありません。

特にawsの運用のためのネットワーク監視ではawsのサーバー構成も理解していることが求められます。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアとしての基礎を身につけていることは必須ですが、それに加えてクラウドサーバーの運用スキルがあることが重要です。

社内サーバーや社内ネットワークの運用や監視の経験があるだけではスキル的には不十分だと考えるようにしましょう。

外部に任せるメリットとデメリット

ネットワーク監視をする方法としては必要なスキルを持っているエンジニアを確保する方法だけでなく、外部に任せるという選択肢もあります。

awsの運用を担う代行業者を利用すれば優秀なエンジニアを見つけられなくても簡単に監視できるのです。その簡便さが最大のメリットで、現場での運用状況に応じてどんな形で監視するかも相談できます。

充実したサービスを受けようとすると費用も高くなってしまいますが、経験のあるエンジニアに対応してもらえるので安心できるのは魅力でしょう。ただ、外部に任せるのにはデメリットもあり、きちんと現場の状況を把握してもらえず、最適化された監視体制を整えるのが難しいということは理解しておくことが必要です。

ネットワークの監視をしてawsを運用しよう

awsを運用する上でトラブルが起こらないようにするには監視が必要です。ネットワーク監視はネットワークトラフィックのパフォーマンスを維持向上させるために欠かせないもので、ノウハウがあるエンジニアがいれば簡単に対応できます。

外部委託による対応も可能なので、メリットとデメリットを考慮して最も良い方法を選び出しましょう。